魚箱ラベルはアートであり、市場は美術館である。

嫉妬心は向上心への燃料である

こんにちは!

今日も「おととごと。の魚箱ラベル市場探訪」略して「ラベたん」のお時間がやってまいりました!

今朝、ある物が届きました(≧∇≦)それは…

「深海生物検定合格者バッヂ」!!!

検定を受けたのは一昨年なのですが、過去に合格した人は誰でも購入OKという事だったので迷わず購入!

イベントの時にドヤ顔で身につけるんだ…!

ちなみに2級合格してます(ドヤ)
めっちゃギリギリやったけどな…!

さて、今日のラベルは「これってどういう意味?」にお答えします!

それではいってみよー!

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株式会社マルキン 「三陸すえひろ牡蠣」

色数:2色(黒・金)

用途:牡蠣

意味がわからないけどなんとなく重要そうなワードがありますね。

早速見ていきましょう。

マイクロバブル・オゾン浄化殺菌

マイクロバブル…え?シャワー?

オゾン浄化…?殺菌…?

頭にハテナがいっぱいですね。

ちょっとググってみましょう。

牡蠣は、一日に海水を200ℓ(約お風呂の浴槽分ぐらい)を体内に取り込んで濾過しています。その際、内臓に海水に含まれる菌や不純物を取り込んでしまいます。
浄化というのは、紫外線、オゾン、薬剤など滅菌した海水を循環させている水槽で蓄養し、雑菌や不純物などを排出させることです。

…って、こちらのサイトでとてもわかりやすく説明されています→旨い!牡蠣屋

牡蠣ラベルにはよく「オゾン殺菌海水使用」といった表記があって、私自身「とりあえず貝から悪いもの排出させてるんだろうな」くらいな感覚でいました。

この殺菌海水に浸して浄化するのにかかる時間は8時間~12時間だそうです!

画像はお借りしました

食の安全を保つための手間や努力が想像以上にかかっている事を知って、安全に牡蠣を食べられる幸せが増幅しました…ありがとうマルキン!

デザインも黒×金でかっこいい!

デザインも渋めでかっこいいですね。

牡蠣のイラストにちょっと金を入れているのもオシャレ。

伝えたい情報もシンプルにまとまっています。

金は光が当たるところだと反射して目立ちますが、影に入ると少し暗くなってしまいます。

その時に、「かき」の金文字と黒縁の間に入る白い余白が効いてくるんですね・・・

このような場面に遭遇するとですね・・・

なんというか・・・一見「え、これ目立つの?大丈夫?」っていうデザイン(この場合、「かき」の金文字の周りに余白入れて大丈夫なの?反射してぼやけない?っていう不安)が、

実はこういう場面でめちゃくちゃ威力を発揮するんですよ(この場合、暗い場所に入ると余白が際立って「かき」が見えやすくなる)

みたいな、ある種一つのトリックをクライアントが感じ取って、「こんなところまで計算してるのか・・・!とんでもねぇデザインだ・・・!」みたいなところまで気配りができるデザイナーになりたいなって強く思います。

いろんなラベルを見つけて、時々嫉妬すら感じて。それが向上心に繋がっていく。

そう信じて今日もラベたんを更新するのでした。

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