魚箱ラベルはアートであり、市場は美術館である。

箱の色があってのデザイン

こんにちは!

今日も「おととごと。の魚箱ラベル市場探訪」略して「ラベたん」のお時間がやってまいりました!

外出したくても、コロナウイルス感染が怖くて人混みに行きたくない…そんな3連休中日、いかがお過ごしでしょうか。

早く終息することを祈っています…!

さて、今日のラベルは「箱は白だけちゃうんやで!」という色箱用ラベルです。

それではいってみよー!

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Bejoy 「碧ぶり」

色数:5色(黒・金・赤・青・白)

用途:鰤

よく見ると色んなこだわりが詰まってる!早速見ていきましょう。

全体に裏打ちではなく、あえての一部分使い

ラベたんで何度か書いている「裏打ち」という処理は、ラベルの下地として白を全体にベタ塗りすることなのですが、この「碧ぶり」は、裏打ちではなく、一部分にのみ白を敷いています。

Bejoy・「ポリフェノール入の~」・プラマーク・愛媛県産の下に白を敷いている
「養殖ぶり 活〆」の下にも白を敷いている

発色がよくなるなら、全体に白を敷いた方がいいんじゃないか?と思いますよね?

よく見てみましょう。

この箱は「色箱」という、箱自体に色がついたものになります。

この箱は青箱ですね。

そして、背景のブリのイラストを見てください。

ブリのイラストは白を敷かず、あえて青箱の色を透過させているんです(゚ロ゚)!!!

ここまで計算するかー!!!」

と、感嘆の声が出てしまいました…!

ラベル単体で見ずに、使用する箱の色まで計算してできるデザイン…!度肝抜かれたで!

そしておととごと。はまたひとつデザイナーレベルがアップ…できてるといいな。

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