魚箱ラベルはアートであり、市場は美術館である。

魚箱ラベルで知るブランド養殖魚

おはようございます!

今日も「おととごと。の魚箱ラベル市場探訪」略して「ラベたん」のお時間がやってまいりました!

さて、今日のラベルデザインのテーマは「ラベルで知るブランド養殖魚」です。

それではいってみよー!

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JF香川漁連「オリーブぶり」

色数:2色(金・緑)
用途:鰤箱

♪香川と言ったら小豆島♪小豆島と言ったらオリーブ♪

…っていうくらい、小豆島名物なオリーブ。

そのオリーブの葉の粉末を添加したエサで飼育した養殖ぶりが「オリーブぶり」です。

ちなみに、「オリーブハマチ」や「オリーブ真鯛」なんかもあるようですよ。

オリーブハマチの紹介に、味わいなど詳しく記載されているので気になる方はどうぞ→オリーブハマチの特徴

ラベルの依頼から日本各地のブランド養殖魚を知ることがほとんどなので、テレビで養殖魚関連のクイズが出ると、8割方回答できるようになりました(どや)。

左端に情報をまとめてスッキリ

「鰤」の文字の上に英字を配置していますね。

画像の部分の情報量が多いのに、全体的にデザインがシンプルに見えるのは、鰤の文字が金色だからと推測します。

デザイン全体でいい具合に金が入っているため、2色の印刷でも視認性の高さと高級感が出ています。

ラベルのよく書いてあるこれは何?

ラベルデザインでだいたい記載されるのが画像の赤丸部分です。

「養殖」・・・養殖魚は必ず明記する必要がある。

「産地表示」・・・こちらも養殖魚では明記必須。商品のPRポイントにもなる。

この2つはなんとなくわかる。

活〆」って何?

活〆とは・・・

「活魚を麻痺させて素早く脳死状態とした後にさらに血抜きをし、鮮度を保つ方法。」(Wikipediaより)

そう、活〆とは、漁獲後の処理方法のことなんですね。他にも「神経抜き」とかも表記したりします。なんにせよ字面がすごいですね。

ひとまず「活〆」と書かれているものは「獲れたてで鮮度保つ処理してるからピッチピチやで!」ということですので、スーパーのお刺身や切り身に貼られたシールに「活〆」と書かれていたら、新鮮な魚だと覚えておくといいかもです。

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