魚箱ラベルはアートであり、市場は美術館である。

ベタでシンプルが一番目立つ説

おととごと。の魚箱ラベル市場探訪、略して「ラベたん」のお時間がやってまいりました。
記念すべき第一回目に紹介するラベルは、おそらく魚市場にある魚箱ラベルと聞いて皆様が想像するのはこんなラベルなのではないか、というデザインをご紹介します。

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「(株)かねきう」鮮魚箱ラベル

印刷色数:2色
用途:鮮魚箱

THE・魚箱ラベル!というくらいシンプルかつ目立つデザイン。
鮮魚箱というのは、中に入る魚が決まっていない、いろんなお魚が入る箱のことです。
ラベルに「鮭」や「さんま」など、お魚の名前が入っていないものはおおよそ鮮魚箱かと思われます。
ちなみに屋号は「L」を回転させたようなもの(かねと言います)に、「久(きゅう)」の字を合わせたものになっていますね。「かねきゅう→かねきう」という屋号になっています。

必ずあるはずのアレがない・・・?

この画像を見て気づきましたが、このラベル、光電管マークがありません!
(屋号?光電管マーク?という方はこちらを読んでみてください→魚箱ラベルとは

2020年1月、木津市場にて

魚箱ラベルを機械で貼るために必ずあるはずの「光電管マーク」がありません。
私が知っている機械の知識は10年以上前なので、もしかしたら光電管マークのかわりに、紫外線など目に見えないセンサーで貼り付ける機械が誕生しているのか、はたまた手貼りなのか。
手貼りだったらかなりの職人技だなぁ・・・

そんなことを考えながらまじまじとラベルを観察し、画像を撮りまくる私を市場のおじさまは不思議そうに見ておりました。
しかしこの箱もラベルも新品ピカピカだからかめっちゃキレイだなぁ(ホレボレ)

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